ルンバ

そういえば…


生後三週間くらいまでは、ルンバをかけると寝た。朝夕二回ご褒美タイムとしルンバをかけていたら部屋も綺麗になるし最高だった。



産後サポートサービス、ドゥーラさんをお願いした


産後の生活をどう回すかを産前に考えていた。


我が家、夫は6時半から23時くらいまで平日は平均していない。土曜は月一で午前中仕事、午後は息子のスポーツコーチ。日曜は午前中息子のスポーツのコーチ。


まあまあひどいワンオペ状態。小学生の息子が17時に帰って来るが、助かる時と仕事が増える時と不安定な出力なので小学生男子はあてにはできないのだ!


加えて小学校てあんま休めない。つまり里帰りできない。自分は適当でも育ち盛りの息子に朝晩食べさせねばならない。


一番のネックはご飯じゃな〜とネットサーフィンしていたら、産後の生活を、それぞれの得意分野でサポートしてくれるドゥーラ協会なるものを見つける。

https://www.doulajapan.com


産前産後の女性に寄り添ってサポートする、それが産後ドゥーラなんですって。出産だけではなく産後がどんだけ無理なやつかよく分かってくれてる〜。育成制度もしっかりしていて安心して来てもらえそう。


サイトに結構いいこと書いてあってジーンと来るので読んでみてください。

登録しているドゥーラさんの中から良さそう💕という方を見つけて連絡する。

管理栄養士で自然派食品に詳しい同い年のドゥーラさんと、事前面接。こんな点が不安〜とか息子のご飯の好みとかお話しして出産したら連絡する旨諸々取り計らいするよ。

料理だけでなく沐浴とかお洗濯とか一般的な家事もお願いすればやってくれるみたい。

出産後さっそく週一で来ていただく…私が一生作らないキンピラ(切るのがメンドくさい、手間がかかるのにあくまで副菜止まり)なども手際よく…!時間内で主菜二品副菜五品がタッパーに収められていくよ〜😭この他に汁物もあるよ!

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 (これは三日分くらいのオーダーです。野菜多め)

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(主菜多目でのオーダー。この他お野菜あと三品!写真おしゃれに撮る余裕がないのは謝る)

無限抱っこ状態でもとりあえずプレートにカフェ風に全部盛ってチン!すれば栄養バッチリなご飯を息子に供することができる!

というか産後のみならず、息子のお受験塾通いで夕方〜夜死にそうになっていた時、でも手作り食事ださねば面接とかお絵かきで聞かれるから…って無理して作ってたけど、これ知っていたらお願いしてたよ〜お母さんの作る料理で好きなメニューは?はいキンピラです!って答えられる!

しかもちゃんとスーパーでお得な食材なども吟味して買ってくれるし私が買って作るよりお安く美味しい気がしますね。私もまあまあ料理好きですけど、乳児を前にしたら無力です。

このドゥーラ、もっと大きい子には、元出版社の女性で子供の本に詳しくて読み聞かせとかしてくれる人、もしくはアロママッサージしに来てくれる人など、ただのベビーシッターや家事手伝いではなく、得意なことや好きなことで子育てに関われるというのもよいなと思う。

うちに来てくれている方は、あの雑誌VERYで特集されてるのを見てドゥーラになろうとしたんだって。あの雑誌および編集の人はけっこうやりおるからね。

とにかく第一子の時は、自分で作らないと!とかお金こんな風に使ったらダメ!とか思ってかなり地獄のような日々だったのですが、心身の健康のためにもお願いするところはお願いするのが良いですね。昼間は片手で菓子パンとか食べる生活は変わんないけど!



和痛分娩のこと

先日、9年11ヶ月ぶりに娘を出産しました。第一子の時の出産では、みんなやってるのでいけるのでは?という甘い認識のもと自然分娩に拘ってしまい、言葉通りのトラウマを抱えることに。


・誰かがカラオケでアンルイスのWOMANを歌うだけでキレる


・誰かが良かれと思って、第二子〜と言いかけるだけでキレる


・同様のことを夫が言うとキレる


・お腹壊すと、この一億倍陣痛痛かった…と思い出して震えてパニック


そんな感じで、もう産むのは仕方なく受け入れるけど無痛及び和痛分娩はマスト!と思い産院探しをしました。


ママ友達にも聞いて通える範囲で無痛和痛やっているところの評判を聞いて絞ったのが


・新しくなった愛育病院(田町)

・山王病院

・田中ウィメンズクリニック


の三軒。このうち田中はNICUとかないのと、少しでもリスクがあると昭和大学付属病院送りになると聞いたので却下。


山王病院は計画無痛で希望通りだけど夜間麻酔科医が居ないらしく、計画以前の夜間に陣痛来たら終了…というのとセレブすぎる雰囲気があたいに合わない気がして…


愛育病院は第一子出産でお世話になりあまりのスパルタぶりに真っ先にナシと思ったが、お金さえ払えば24時間麻酔科医が対応してくれる&和痛と、なんと経産婦は計画無痛も出来るという。10年経てばやり方も変わるのだ。とはいえ丸きりの方針変換ではなく無理せずやりましょうという感じで、勉強会や講座などが豊富なところも好感が持てる


(注、伝聞だし体験談自体が数年前なので今は違っているかも)


ところで無痛と和痛の違いは、無痛は陣痛等が来ないうちに日にちを決めてバルーン等で子宮口を広げたのち麻酔〜陣痛促進剤〜出産という流れ。


和痛は陣痛が来てから麻酔の処置〜必要に応じ促進剤〜出産という流れ。ちなみに私はどっちでもよかった。


以上のことから、第二子も愛育病院にお世話になることに。お金さえ払えば…の問題だが、麻酔の処置を希望すれば20万円。これは個人の価値観だ。知り合いでも、そんなに払うなら自然で行ける派と、20万で絶対麻酔確約なんて神派が存在した。


その後の経過も概ね順調で二度ほど入院の危機を回避しつつ正産期へ。


4月11日に様子見て計画無痛の計画立てましょう〜という前夜。夜中なんか痛いな〜と目覚め、いつもの前駆陣痛かな〜と、気を紛らわすためにマリウス葉の画像検索してたら、胎児のキックが入ってパーンという音とともに破水。からの突然の4分おきの陣痛。タクシーからの車椅子からの分娩室にピットインし、そこからうわ言のように「麻酔…麻酔を…」と助産師さんに訴えるも、今1人処置中だから待ってね💕との話。トータル1時間くらいで4分間隔の陣痛に耐えたかな〜でもまだ耐えれる範囲だったね。けどその1時間で十分お腹いっぱいだったし経過は富士山登山に例えると四合目くらいだった。


麻酔が入ると痛みはゼロ。ぽんぽんが張ってるかどうかすら分からない。が、やはり自然の陣痛は遠のき、促進剤と麻酔のダブル注入となる。別に痛くなければなんでもいいです〜あはは〜みたいな世間話もできるわ、暇だからスマホでスマートニュースを閲覧するわ時々寝るわでたまに内診が入り、あと二センチかな〜あはは!というようなやり取りを交わし、助産師さんの出身地とか聞いたりして、夫の人は立ち合いに来たもののやることがなさすぎてテンションのやり場に困ったのかノーリアクションおじさんに。助産師さんもあまりにノーリアクションだから、この人本当に夫かな?近所の人とかでは?みたいな気の使い方をしていた。


あとちょっと困ったのが、助産師さんが来ると、お腹の張りの感覚はあったほうがいい!と促進剤を多めにされ、入れ替わり麻酔科医さんがくると痛みなんてないほうがいいよね!と麻酔を多めに入れられるという職責に忠実なゆえのすれ違いが起きたので私が積極的にホウレンソウを行なった。(さっきあの人こう言ってこのような処置をしてましたよ等)けど日中は麻酔科医2人体制だし、助産師さんもさすがプロだし、さすが愛育だなと思う対応と流れでした。


めでたく色々が全開になり産んでいい感じになり、タイミング教えてもらっていきんだら数回で産まれたよ!!


一度有痛でやっているから本当に麻酔のありがたみが分かったのもあるし…その後の体力の回復も段違いだし、リスクがあることも重々承知だけど、出産不安だなという方はぜひ検討する価値がありありなんじゃないかなと思った体験でした。


おしまい